太陽光発電を家につけよう

 円安や化石燃料の高騰による電気料金の値上げが、家計の負担となっています。こうした状況の中、住宅に太陽光発電の導入を検討している人もいるのではないでしょうか。太陽光発電の導入方法やメリット、利用できる補助制度について紹介します。

Q どのような導入方法がありますか

A 自己所有、リース、PPA(屋根貸し)の3タイプがあります。自己所有は、自己資金で太陽光発電を購入、設置するもの。リースは、事業者から借りて月々の料金を支払う仕組みです。この2タイプは自家消費する電気代は無料で、使わなかった分を売ることもできます。PPAは、事業者に無償で屋根を貸し出し、消費した分だけ電気料金を支払うというものです。余った電気は事業者のものですので、販売することはできません。

   太陽光発電導入方法は主に3タイプ

   ・パネルを買う       自己所有

   ・パネルを借りる      リース

   ・屋根を貸してパネルを置く PPA

Q 太陽光発電のメリットは

A 太陽の光を利用して電気を作るため、環境に優しいクリーンなエネルギーです。発電した電気は自宅で使用したり、余った分を売ることもできるため、電気代の高騰への対応もできます。蓄電池などがあれば、災害時や停電時にも活用でき、安心です。

      メリット

 ①電気代高騰へ対応できる!

 ②災害時にも活用できる!

 ③クリーンエネルギーで環境に配慮可能!

Q 災害時のことについて、もう少し詳しく教えてください。

A 自立運転機能付き太陽光発電システムを導入すれば、システムに異常のない場合、停電時でも電気を使用することができます。さらに蓄電池もあると、発電できないときでも電気の利用が可能です。また、V2H(VEHICLE TO HOME)を用いることで、太陽光パネルで発電した電気をEV・PHVに蓄電し、災害時の家庭用電源として利用できます。

Q 太陽光発電を導入する際に利用できる制度はありますか。

A お住まいの市町村によって補助率や上限額は異なりますが、太陽光発電は最大12万~50万円、V2Hや蓄電池などは20万~50万円のの補助を受けることが可能です。太陽光パネルの価格も下がっている中、補助制度を利用することでより導入しやすくなっています。

Q 鳥取県が推奨する「NE-ST(ネスト)」な家」と太陽光発電の導入で期待できる相乗効果は何でしょうか。

A 鳥取県は新築・改修ともに県独自の性能基準を設け、高断熱・高気密な家づくりを勧めています。NE-STは、より少ない光熱費で家の中をまるごと冷暖房することができます。高断熱・高気密な家で省エネを図るとともに、太陽光で発電した再生可能エネルギーを利用することで、ゼロエネルギーハウスの実現が期待できます。

ご相談は「とっとり太陽光ヘルプデスク(ゼロカーボンとっとり内)」へ 📞070-4210-7328

                                (2024年4月19日付住宅特集号)

 


2025/10/22

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